1万枚のラベルを作った後で、見直すことにしました

2026年10月26日 2026年10月26日

苺の花ことば 農園ブログ

「高橋さん、このラベルの見せ方、ちょっともったいないですね。」

商談会で、バイヤーさんから言われました。

何の話かというと、越後姫ジャムと越後姫バターのラベルです。

どちらも販売本数が1万本を超え、次に使うラベルもまとめて1万枚作ったばかりでした。

「これで、しばらく安心だ」

そう思っていたところでした。

商品は良い。でも、ラベルだけでは伝わらない

話を聞くと、商品そのものが悪いわけではありません。

問題は、その良さがラベルだけでは伝わりきっていないことでした。

売り場では、作り手が商品の横に立って、毎回説明できるわけではありません。

何を使っているのか。

どんな味なのか。

ほかの商品と何が違うのか。

誰に、どんな時に選んでほしいのか。

ラベルやパッケージが、その役割を担います。

中身に自信があっても、手に取る前に良さが伝わらなければ、選んでもらうことはできません。

1万枚あるから変えない、ではない

正直にいえば、迷いました。

作ったばかりのラベルが、1万枚あります。

「なくなるまで、このままでいいのでは?」

そう考えることもできます。

でも、改善した方が良いと分かったのに、在庫があることだけを理由に先延ばしすると、その間ずっと同じ伝わり方が続きます。

今あるラベルは、無駄にしないよう使う。

同時に、次のラベルの見直しを進める。

この二つを並行して行うことにしました。

商品づくりは、中身だけでは終わらない

おいしいものを作る。

品質を守る。

もちろん、それが一番大切です。

でも、お客様が最初に見るのは中身ではなく、商品名、写真、ラベル、説明文かもしれません。

作り手の中では当たり前になっている良さを、初めて見る方にも伝わる形へ変える。

それも商品づくりの一部です。

1万枚のラベルを見るたびに、「作るタイミングと、見直すタイミングは難しいな」と思います(笑)。

それでも、良くできると分かったなら進める。

次のラベルでは、商品の良さがもう少し素直に伝わる形を目指します。

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