虫の声が変わると、いちごの定植が近づいてくる
2026年10月26日
2026年10月26日
苺の花ことば 農園ブログ
「音が変わったね。」
早朝、クルーとそんな話をしました。
何の音かというと、日の出前の農園で聞こえる虫の声です。
少し前までは聞こえなかった、秋を感じさせる声が混ざるようになりました。
日中は、まだ「秋はどこにいるの?」と思うほど暑いんですけどね(笑)。
それでも、朝の空気、日の出の時刻、虫の声は少しずつ変わっています。
農園の季節は、カレンダーより先に動く
秋が近づくということは、いちごの定植も近づいているということです。
高設棚を整える。
培土を準備する。
苗を管理する。
定植までに終わらせる仕事が、まだいくつも残っています。
夏の間は、「早く涼しくならないかな」と思います。
でも、秋の気配を感じると、今度は「定植まで時間がない」と焦り始めます(笑)。
小さな変化が、次の作業を知らせる
毎日同じ場所にいると、天気予報の数字だけでは分からない変化があります。
朝露の残り方。
風の感じ。
日が昇る位置。
虫の声。
こうした変化が、「次の季節が来ている」と教えてくれます。
もちろん、感覚だけで栽培を決めるわけではありません。
温度を測り、苗を見て、花芽分化を調べます。
でも、数字と同じように、毎日その場所にいるから気づく変化も大切です。
まだ暑い早朝に聞こえた秋の虫の声。
少し涼しく感じる一方で、定植までの残り時間を知らせる合図にも聞こえました。
何気ない日常に、ちょっとした幸せを。
新潟県上越市の苺の花ことばから、農園の日々をお届けします。
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