農地が見つからない時、会ったばかりの人がかけてくれた言葉
2026年10月26日
2026年10月26日
苺の花ことば 農園ブログ
新潟市でいちご栽培の研修を受けていた頃、まだ大きな問題が残っていました。
上越で農園を開くための土地が、見つかっていなかったのです。
妻の実家の周りには田んぼが多く、希望する畑はなかなか見つかりません。雪が多い地域ではハウスの除雪も必要になるため、家の近くならどこでもよいわけではありませんでした。
農地は、検索だけでは見つからなかった
農業委員会へ相談する。土地の所有者を探して直接交渉する。
方法を聞いても、自分には地域のつながりがほとんどありません。研修の休みに上越へ戻り、土地を探す日が続きました。
困って、以前相談に乗ってくれた方へ連絡しました。
すると、地域で苗を扱う農業者さんを紹介してくれました。
初めて会ったその方は、私の話を聞くと、すぐ車に乗せて候補地を案内してくれました。
希望とは少し違ったため、その場で土地は決まりませんでした。それでも別れ際、こんな意味の言葉をかけてもらいました。
「見つからなかったら、うちで働きながら探せばいい」
土地より先に、支えてくれる人と出会った
会って間もない人に、なぜここまで言ってもらえるのだろう。
ありがたさと同時に、不思議な気持ちになりました。
新しい土地で何かを始める時、必要なのは設備や資金だけではありません。
相談できる人。別の人につないでくれる人。まだ実績のない挑戦を面白がってくれる人。
農地を探していた時期に、私は土地だけでなく、支えてくれる人たちと出会いました。
その恩を返す方法は、農園を続け、地域に喜んでもらえる仕事を積み重ねることだと思っています。
何気ない日常に、ちょっとした幸せを。
新潟県上越市の苺の花ことばから、農園の日々をお届けします。
新潟県上越市の苺の花ことばから、農園の日々をお届けします。
