広がると手に追えなくなるアブラムシの防除について
いちご(越後姫・桃薫)の苗の増やし方について
越後姫と桃薫のいちご苗を増やす時(準備するとき)どうやって苗を準備してるのか教えて?
今回は、越後姫と桃薫のいちごの苗の準備(苗挿し)について教えるね。
苺の苗を準備を準備するには大きく二つの方法があるんだ。
1つは、親株から出てきたランナーをそのまま育ててポットに活着させる方法
もう1つは、親株から出てきたランナーを切ってポットに挿す方法だよ。
苺の花ことばではどちらの方法でやっているの?
苺の花ことばでは親株から出てきたランナーを切ってポットに挿す方法だよ。
今回はそのやり方について教えていくね。
越後姫・桃薫の苗挿しについて
1:いちごから出てきたランナーを水いっぱい張った容器に入れる。
水を張った容器に入れないとすぐにいちごの苗が傷んでしまいダメになってしまうので注意が必要です。
暑い日は特に急いで水を与える必要があります。
また病害虫のついている苗はこの時点で破棄していきましょう。
これはアブラムシが着いてしまっているランナーです。
2:葉っぱを2.5枚程度に調整する。
絶対2.5枚じゃなきゃいけないと言うことはありません。1.5枚でも大丈夫です。
クラウンのあたりに根っこが出始めていれば小さくても問題はありません。
根っこが出ていない場合は、活着しにくいのでおすすめはしません。
調整し終わった越後姫の苗
これを熱消毒してから苗を挿します。
越後姫(苺)の苗挿し
ポットに培地を詰めて準備しておいたポットに苗を挿します。
ポットの準備についてはこちら↓
挿し終わった様子
培地の再利用についてはこちら↓
数日もすれば葉っぱが立ち上がってきます。
1週間もすれば根っこが張り出すので遮光カーテンから出して通常の管理に移行します。
まとめ
- ランナーを切り離したら水を常に与え続ける。
- 根っこが出ていれば苗を挿してもOK
- 1週間程度で活着する。その後通常の管理
苺の農薬の回数制限についてはランナーを親株から切り離してから農薬のカウントが始まります。
ということは、親株から切り離してない状態でどのぐらい農薬を散布しても散布回数には含まれないということです。
ちょっとそれはよくないんじゃないかなと思いますが、そういうルールとなっています・・・。消費者目線で言うとそんなことをしている農家からいちご買いたくないですよね。