いちご栽培の土耕栽培と高設栽培の違い

2023年01月04日 2023年01月04日
いちご栽培の土耕栽培と高設栽培の違い

いちごの栽培方法について

いちごの栽培方法で土耕と高設があるって聞いたけど、
何か違うの?

そうだね、
今回は土耕栽培と高設栽培のメリットデメリットについて教えていくね。

いちごの栽培方法について

まずいちごを栽培する為には大きく2つの方法があります。

1:高設備栽培 2:土耕栽培
この2つがあります。

高設栽培と土耕栽培のメリットデメリットについて

この2つの栽培方法のメリットデメリットについて説明します。

いちごの高設栽培についてのメリット

いちごの高設栽培についてのメリットは、
何と言っても管理が正確にできるということです。

高設栽培の場合は、
給液の肥料濃度や廃液の肥料濃度 給液量や廃液量など
人間で言う健康診断の数値のようなものを正確に判断できると言うことです。

いちご栽培において給液や廃液の数値をしっかりと把握コントロールをすることによって
より正確に苺の状況を判断できて次の作に改善ができます。

また高設と言われているように高い場所でいちごの苗が植っている為
収穫や苗の管理など土耕と比べて腰を曲げずに管理ができると言うメリットがあります。

また高い場所での管理の為観光農園を行うときにお客様も高設栽培の方が喜びます。

高設のメリット

・給液量や廃液量などの数値を正確に判断できる。
・腰を曲げずに作業ができる為作業効率と身体を無駄に傷めない。
・観光農園の場合、お客様も喜ぶ。

いちごの高設栽培についてのデメリット

いちごの高設栽培についてのデメリットは、
何と言っても高設にかかる費用が高いと言うことです。
さらに現在鉄の高騰により高設を建てるとさらに経費がかかるようになってきています。
さらに培地を購入する必要性があります。 

培地量が限られた面積しかない為管理が土耕と比べてより高度になっています。

高設栽培のデメリット

・高設設置の費用が高い。
・培地を購入する必要がある。

いちごの土耕栽培についてのメリット


いちごの土耕栽培についてのメリットは、
高設を建てない分経費がかからないことです。

あとは、培地量が多い為、灌水のミスの許容範囲が広い。

高度な灌水管理を必要としない。

土耕栽培の場合は高設と違い培地の購入をしないので経費が抑えられます。

土耕栽培のメリット

・高設分の経費がかからない
・培地量が多い為、灌水のミス範囲が広い
・高度な灌水管理をしなくてもよい。

いちごの土耕栽培についてのデメリット

いちごの土耕栽培についてのデメリットは、
廃液に対する数値が測れないと言うことです。

いちご栽培において給液や廃液の数値をしっかりと測れないのは、致命的です。

数値がしっかりと測れない為何をどうしたらいいのかと言う数値での正確な管理ができないため
今年の作がうまくできていたとしても何が要因でうまくいったのかが全くわかりません。
その為次の作に向けての対応PDCAのサイクルが組めません。

また大雨などで培地に水が浸水したり崩れたりすることがあります。

土耕栽培のデメリット

・廃液の数値が測れない。
・大雨などで培地が浸水したり崩れたりする。

苺栽培の高設土耕についてのまとめ

高設栽培メリット 正確な数値での判断ができる為より高度な管理ができる。
土耕栽培メリット 経費が高設よりも安くすむ。培地が多いため管理範囲にゆとりがある。
高設栽培デメリット 高設栽培の設備費がかかる。
土耕栽培デメリット 高度な管理ができない。収穫管理が腰を曲げての作業の為重労働。

土耕栽培の方が経費も少なくて、管理範囲にゆとりがある為ある程度の栽培で良いという方には土耕栽培をオススメします。

より高度でより正確な管理ができる方やりたい方には高設栽培をオススメします。

私は高設栽培一択ですが、
生産者によって何を求めるかが違うので自分にあった管理の方法を選ぶことも大切です。

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