輝くいちごの葉っぱ。

2023年05月10日 2023年05月10日
輝くいちごの葉っぱ。

天気がいい日が続くと苺(越後姫)の葉っぱが輝いているように光ってる時があるんだけど、これってどういう業態なの?

これはね、苺の状態がいい時に出るサインでもあるんだ。ちょっと難しい話をすると苺の葉っぱにある葉緑素は、光を吸収することで電子が励起され、そのエネルギーをこの光の吸収によって、葉っぱが光を反射して輝いて見えるんだよ。

難しくて良くわかんないけど、光合成をたくさんしていていい状態ってことだよね?

そうだね、状態がいいと思って貰えば問題ないよ!


苺の葉っぱが輝く条件

いちごの葉っぱが光る状態を維持するためには、以下の必要条件と必須条件があります。

必要な条件:適切な光量。十分な光合成を行うためには、適切な光量が必要です。
光量が不足すると、いちごの葉っぱが光る事はありません。

適切な温度:光合成は温度に影響されます。
適切な温度条件下であれば、いちごの葉が光る状態を作ることができます。

必須条件:いちごの葉っぱが光輝くのは、葉緑素があるためです。
葉緑素は、光合成を行う重要な役割を持っています。

水分:光合成を行うためには、水分が必要です。
適切な水分状態が維持されていないと、葉っぱが光る事はありません。

これらの条件が整っていないと、葉っぱが光る状態を認めることはできません。

ほとんどの方が条件に足りてない

いちご栽培をしている方の話を聞くと水が足りてないという方がほとんどです。
例えば、光の強さをもとに灌水量を計算すると本来なら1,000Lぐらいの灌水量を必要としていても300Lしか与えていないという方も多くいらっしゃいます。
それぐらい灌水不足という方もいます。

ほとんどのいちご農家が灌水量を足りてない理由

1:灌水不足ということに気がついていない。灌水量をどのくらい与えればいいのか理解していない為どの程度与えればいいのかわからず灌水不足を起こしている。

2:灌水量を測定できる装置を設置していない。(時間で灌水量を与えているため実際の灌水量がわからない)

3:給液量と廃液量を調べていない為排水率を理解できていない。

4:給液EC・PHと廃液EC・PHを調べていない為、正しい灌水量を灌水できていない。

5:何時から灌水を始めて何時までに灌水を終わらせるべきか理解できていない為必要な灌水量が理解できていない。

6:植物の状態を確認していない為灌水不足がわかっていない。

上記の点から正しい灌水ができてないというパターンが生じます。

よくあるのが、安いからといって4回しか灌水できない装置を設置している。これは、本来収穫できるいちごの量を減らしているのですごく勿体無い設備投資になります。灌水をしっかりと設定できる装置を導入することで簡単にペイできます。
どんな灌水装置がいいのかわからない方は、こちらからお問合せを頂ければおすすめの灌水装置をご紹介します。(苺の花ことばでも使用しています。)

最後に

いちごを栽培し育て続けてるけど、この時期に(5月にも入って)こんな輝く葉っぱを見るのは、全てのシーズンを通りしても数回あるかないかぐらい。

本当に調子がいい時の葉っぱは、ワックスがかかったかのような輝きをしている。
こんな感じで太陽の光を反射するような葉っぱがある時は、太陽の光もあって、水管理、肥料管理、温度管理などがばっちりはまっている証拠。
葉っぱで光合成をして糖(エネルギー)を作ってそれを体全体に届けてる。

葉っぱの調子がいいってことは、いちごに栄養をしっかりと送ってる(転流)ってこと。
この輝く葉っぱが出ている状態を常で出せれるようにもっと管理が上手くならなきゃいけないですね。

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