いちご園が恐れていること。
いちご狩りに行ったんだけど、「苺が無くて受付できません」って言われたんだ・・・(涙)。
それは悲しかったね。もしかしてそこの苺園は、端境期に突入してたのかもね。
端境期?それって何?
今回は、端境期(はざかいき)について説明するね。
端境期(はざかいき)の言葉の意味について
端境期って何かというと端境の時期。
また一般に、物事の入れ替わりの時期。
「―で在庫が品薄になる」と言われています。
苺にとっての端境期(はざかいき)ついて
例えば、苺が毎日100kg近く収穫が出来ていた日が続く。
それが突然急に収穫量が20kgとか10kgとかに収穫量が激減する時が来る。
それが苺における端境期と言われる時期です。
苺の花ことばでの端境期での出来事
苺園をしているとすごく多くのいちごの収穫が続いていると
このままずっーっと収穫量が多い日が続きそうだなと思い安心できる。
ただ収穫量が多すぎて夜遅くにならないと帰れなくなるぐらい(笑)。
花ことばの場合だいたいいつも供給量(収穫量)よりも需要量(必要量)が上回っていて足りてない状況が続く。
収穫量がめちゃくちゃ多い日が続くと必要量よりも収穫量が圧倒的に上回る。
こういう時は、加工品(ジャムとかバターとかに)に回す原材料のストックをしまくる。
こういう時は、お客さまからの予約の受付をどんどんするんだけど、、、
過去に予約を受けたのはいいけど、端境期に急に突入して予約注文分を全く出せれないということが起こってしまった。
その時は、お客さまに事情を説明してご理解していただく。
この時は、本当に切ないぐらい採れなくなり「今まで採れていた、大量のいちごはどこに消えたの(涙)?」ってなります。
多分、他の苺農家の人も経験している怖い現象です。
端境期が起こる原因
端境期が起こる原因の1つに1番初めに実った苺の房の終わりと2番目に出てくる苺の頂果房がとれる間が空いてしまうということが原因です。
この原因が発生するのはなぜかというと冬の間に必要な温度をかけてなかったことが原因で2番果の生育が遅れてしまうというのが主な原因です。
また他にハウスの温度が低くてハチが飛ばずに苺の受粉失敗することが原因もあります。
どうしても1番果と2番果の出てくる間が空いてしまうということがあるのでハウスごとに苗を植える時期をずらすという方法もあります。