脇芽管理(イチゴの脇芽の取り方)
いちごの栽培の中で1番難しいとされる脇芽管理
家庭菜園での人気があるいちご栽培
多くの方がやってみたいけど、「何をどう管理の仕方がわかんない。」
「去年は大きないちごが収穫できたけど今年は小さくなってしまった。」
ってことをよく聞くけど、どうしてなの?
それはね、培地量とか、株間とか、肥料不足とかいろんな原因があるけど、
1番の原因はいちご栽培で1番難しいとされる
脇芽について理解できていないことが原因なんだ!
今回は1番理解するのに難しいとされる脇芽についてお伝えします。
脇芽の出てくる場所
脇芽の出てくる場所は、いちごの葉っぱの茎の付け根から出てきます。
指で持っているのが葉っぱの茎です。
その付け根から出ているのが脇芽とランナーです。
脇芽とランナーと花芽の出てくる場所は同じです。苗の環境の違いによって脇芽かランナーか花芽が選ばれて出てきます。
脇芽の成長の仕方
→→
- 1本のヒョロイ線みたいな葉っぱが出てきます。
- その次に中から次の葉っぱが出てきます。
- その次にまた中から新しい葉っぱが出てきます。
時期にもよりますが、葉っぱの展開スピードは1〜1.5週間で1枚と言われています。
育ててる環境や地域や時期によっても違いが出ます。
葉っぱの根元にある成長点について
少しわかりにくいですが葉っぱを欠いた根元(矢印の先)に成長点があります。
葉っぱ1枚1枚の根元に成長点が存在します。
さらに葉っぱを1枚欠くと根元に成長点が出てきます。
※矢印の先が成長点です。
脇芽を欠かずに放っておくとどうなるの?
脇芽は、成長すると脇芽から花芽が出てくるよ。
花芽が成長すると花になります。花が受粉をして成長するといちごになります。
ってことは、花芽が成長していちごになるってこと?。
じゃあ、脇芽を欠かないほうが沢山いちごが収穫できるってことだよね!?
そうだよ!
脇芽を欠かないほうが粒数を多く収穫できるよ。
でも
株元は1つでいちごの粒数が多くなるとどうなると思う?
いちごが多く実るってことだから、嬉しいけど多ければ多いほど栄養が分散ちゃうってこと?
そうなんだ!脇芽を管理しないといちごが沢山収穫できるけど、栄養が分散してしまって粒の小さな味のおいしくないいちごが収穫できるようになっちゃうんだ
じゃあ、しっかり脇芽を欠いてあげた方が美味しいいちごが採れるんだね♪
そうだね!美味しいいちごを収穫する為にやってみてね!
いちごの脇芽の取り方について
脇芽を欠く時に間違って主芽を欠かないように注意をしましょう!
主芽がない場合は、脇芽を残すという管理の仕方があります。脇芽を欠く時に主芽があるのか確認してから脇芽欠きをしましょう。
脇芽の欠き方についてこちらの動画からも確認ができます。↓
まとめ
- 脇芽の出てくる場所 葉っぱの付け根の成長点
- 成長点は、苗の生育状況や環境によって脇芽ランナー花芽になる。
- 脇芽を欠かないと多く収穫できるが粒の小さく甘みの少ないいいちごが実る。
いちご栽培道具紹介