いちごの定植する時の穴開け方法
いちごの定植の為にくり抜いた培土の再利用方法について
いちごの定植の為にくり抜いた培土の再利用方法について
このページでは定植の穴あけでくり抜いた培土の再利用の方法についてお伝えします。
この前、苺ハウスの片付けの時に苺の苗をくり抜いて穴を開けてたけど、
その時にくり抜いた培地はどうするの?
そうだね、今回は定植する準備の為に穴を開ける時に出た
培地についてどう活用するのか説明するね。
クラウンごとくり抜いた培土について
定植してから約半年以上育ったいちごの苗を折り残ったクラウンごとくり抜いた培土。
その培土を再利用しようと思っても、まだクラウンや根っこなどが絡んでいるためそのままの利用ができない。
その為一度根っこを細かくしたりクラウンなどを取り除いたりして再利用をします。
手でひたすら崩していくという方法もありますが、
培土の量が多いと時間・労力がかかりすぎてしまう為、機械を利用します。
培土の量が少ない場合はわざわざ機械を導入しなくても手で行うのも問題ありません。
使用する機械
使用する機械
ロータリークラッシャー
使用した培土を機械に入れると一定の大きさ以上のものとそれ以下のもので分けて出してくれる。
出来上がった培土は空気が入ってふわふわになって出てくる。
ロータリークラッシャに培地を入れる
ロータリークラッシャの青い枠に少しほぐした培土を投入する。
培土は塊すぎていると目詰まりになりやすいのでほぐした方が作業効率が上がります。
培地の振り分け
培土を入れると機械が土を分けてくれる。
手前の方に目の細かい土が落ちてくる。
目の細かいふわふわな土が出てくる。
ほぐしきれなかったもの(いちごのクラウンなどの大きなもの)は左端のところから出てくるようになっている。
これは根っこの細かくなりきらなかったものです。
細かくふわふわになった使える培土だけ袋に詰め直して再利用します。
土に関して普通に培土を購入することもできますし作ることも可能です。
実は新しい培土を導入するよりも1年使った培土の方が生育がいいです。
新しく培土を入れたハウスは、
収穫量が平均よりも少ない傾向があって2年目から収穫量が平均並みになる。
1年間使用された培土は、無駄な成分がなくなって必要な部分だけ残る。
さらにいちごから出てきた根っこがまた土に帰るのでいちご専用培土として出来上がる。
これが農家の人がよくいう表現で「土が馴染む」ということかもしれない。
いちご畑で使ったいちご専用培土です。
苺専用培土の購入はこちら
いちご専用培土の再利用方法について
- 培土の再利用には、量が少ない場合は手でほぐす。
- 量が多い場合は機械(ローターリークラッシャーなど)を使用する。
- 培土は新しいものよりも使用した2年目の培土のほうが土が馴染み収穫量が増えやすい。